ホームページ制作の副業は本当に稼げるのか——「月30万」の広告が触れない現実を、30年目の制作者が話します

「webデザイナーが稼げない理由を教えてください」

こういう投稿が、知恵袋やSNSにあふれています。その一方で「未経験から3ヶ月で月30万」という広告が、今日も流れてくる。

率直に言います。

目次

「作れます」だけでは選ばれない現実

ホームページを作れる人は、何万人もいます。10年以上の実績がある人も、たくさんいます。AIを使えば、ある程度の形は誰でも作れるようになりました。

あなたが今から作れるようになったとして、どうやって仕事を見つけますか。

クラウドソーシングのサイトを開いてみてください。5万円でWebサイトを丸ごと制作する案件に、50人以上が応募しています。5,000円でホームページを更新する案件にすら、応募者が殺到している。

ただ作れるようになっただけでは、新人のあなたに頼もうという人は現れません。選ばれることは、本当に難しいんです。

「月5万稼ぐ主婦」の話をSNSで見かけることがあるかもしれません。その多くは、元プロか、すでに数年のキャリアがある人です。未経験から3ヶ月で、というのは、正直なところ、ほとんどの人には再現できない話です。

稼げる人の3つの共通点

「稼げない」のではなく、「作れるだけでは稼げない」んです。

稼げている人には、共通点があります。分解すると3つです。

1つ目は、作れること。これは最低条件です。でも、これだけでは足りない。

2つ目は、成果を出せること。作ったサイトからお客さんが来る。問い合わせが増える。売上が上がる。ここまでできると、話が変わります。

3つ目は、提案できること。「どんなサイトを作りますか」ではなく、「あなたの商売にはこういうサイトが必要です」と言える。相手の課題を理解して、解決策を提示できる。

作る力・成果を出す力・提案する力——3つが揃った人は、仕事に困っていません。なぜなら、頼んだ側に利益が生まれるからです。利益が生まれれば、次も頼まれる。紹介も起きる。

アフィリエイト月40万円から独立した話

私は30年間、ホームページ制作で食べてきました。独立したのは30歳のときです。

独立するとき、会社勤め時代に始めたアフィリエイトサイトで月40万円ほどの収入がありました。自分の給料を払えなくても、なんとか生活はできる安心感があった。だから独立できたんです。

無謀に飛び出したわけではありません。副業で生活費が賄える状態を作ってから独立しました。

ただし、アフィリエイトで月40万は当時の話です。正直に言うと、今は同じやり方では同じ金額は難しいと思います。競合が増えて、プロのアフィリエイターだけが結果を出せる状況になっている。

でも、月1万円とか月2万円のサイトを作ることはそんなに難しくない。そういうサイトを3つ、4つ、5つと作れば、月10万円も可能だと思います。

ちゃんとノウハウを持って取り組まないと、時間の無駄になる。これも正直な見立てです。

最初の1件をどうやって取るか

副業として成立させるには、最初の1件が必要です。

ここで多くの人がクラウドソーシングに行きます。でも先ほど書いた通り、そこは激戦区です。未経験者が価格で勝負しても消耗するだけなんですよね。

現実的に最初の1件を取る方法は、身近なところにあります。

知り合いの店。地元の商店。友人の副業。——まだサイトを持っていない小さな商売は、探せばあります。「勉強中なので安くやらせてください」で始める。実績を1本作ることが最優先です。

そして、その1本が成果を出せたら、それが名刺になる。

自分のサイトを作って「こんなことができます」と見せるのも有効です。制作実績がないなら、自分のサイト自体がポートフォリオになります。

単価は「時給」ではなく「売上への貢献」で決める

ここも、覚悟が要る話です。

「時給換算でいくらか」で考えていると、副業は成立しません。10時間かけて5万円なら時給5,000円だ、とは思わないでください。打ち合わせ、修正、連絡のやりとり、トラブル対応。全部を含めると、実際にかかる時間は見積もりの2〜3倍になることが普通です。

単価は、相手の売上への貢献で決めるべきです。

そのサイトから毎月10件の問い合わせが来て、3件が成約して、月の売上が30万円増える。そうなれば、30万円の制作費は1ヶ月で回収できます。その価値が伝えられる人は、安売りする必要がありません。

逆に、価値が説明できないままだと、「5万円でいいですか」「3万円にしてくれませんか」という世界から抜け出せない。値段の決め方は、別の記事でも詳しく書いています。

AI時代に、副業の条件は変わった

一つ、良い変化があります。

AIを使えば、制作時間は大幅に圧縮できます。以前なら1サイト作るのに100時間かかっていたものが、今は数分の一で形にできる場面がある。

つまり、副業でかけられる時間が限られていても、形にできるスピードが上がった。

ただし、AIが作ったものをそのまま納品はできません。クオリティの判断、修正、スマホ対応、動作確認。——人が最後に仕上げる部分は変わらない。むしろ、AIが作ったものの良し悪しを判断できる力が、今いちばん求められています。

作れるようになるだけで、いいですか?

ここまで読んで、「それでもやりたい」と思っている方へ。

副業で稼ぐためには、「作れる」だけでなく、「成果を出せる」「提案できる」「自分を選んでもらえる」——ここまでが必要です。

会社員のまま始める場合の、現実的なロードマップはこうです。

まず6ヶ月で、1本のサイトを自分で作り切れるようになる。WordPressの操作、デザインの基本、スマホ対応、SEOの考え方まで。

次に、身近な人から最初の1件を受ける。成果を出す。実績を作る。

そこから継続受注を目指す。リピートと紹介で回り始めたら、副業として成立する状態です。

このロードマップを一緒に作るのが、社会人が副業のための講座です。全24回・6ヶ月。作り方だけではなく、見積りの出し方、提案の仕方、最初の1件の取り方まで含めてやります。

Enzoさんという方は、50代から講座を始めました。(独立できる人・できない人で詳しく書いています)

あなたの状況で成立するか、正直に答えます

副業が成立するかどうかは、あなたの状況によって違います。本業の拘束時間、学べる時間、周囲の環境。——全員に「大丈夫です」とは言えません。

あなたの状況で副業が成立するかどうか、体験レッスンで正直にお答えします。難しければ、難しいと言います。

「自分の目的に合う学び方が分からない」という方は、何から学べばいい?——目的別の学習ルートも参考にしてください。

まずは体験レッスンにご参加ください

ホームページを作れるようになりたい。でも、何から始めればいいか分からない。そんな、あなたのための教室です。

基礎からしっかり学んで、自分で作れるようになりたいですか?

AIを使って、上手に作れるようになりたいですか?

まずは、体験レッスンで「どうなりたいか」を聞かせてください。

画面の向こうの先生と、机でレッスンを受ける生徒

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この記事を書いた人

コナン先生(小南邦雄)
コナン先生(小南邦雄)

Web制作歴・Web運用歴30年(1996年〜)
Webプロデューサー、Webディレクター、Webコンサルタント、Webマーケター、Webデザイナー、講師、AIディレクターなど、さまざまな立場でWeb制作・Web運用に携わる。

Webデザインコンテストでグランプリ受賞、大手企業・有名企業・地方自治体のサイトや広告制作多数、アフィリエイトサイトで1600万円以上の報酬獲得、120万円超のホームページプロデュースが予約2ヶ月待ち、ストアカでは115名を指導し平均評価4.98・ゴールドバッジ獲得などの実績あり。

自社サイト10サイト以上、クライアントサイトを含めると20サイト以上を運用中。

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