レッスン以外の時間に詰まったら誰に聞くのか——質問できる範囲を先に確認しておく

「エラーが出て、丸2日動けませんでした」

これは、独学で勉強していた方から実際に聞いた話です。

CSSが効かない。WordPressの画面が真っ白になった。何をどう検索したらいいかも分からない。1つのエラーで、数日が溶ける。

学習が止まる最大の原因は、実はエラーで手が止まることなんです。

内容が難しくて理解できない、ではありません。たった1つの不具合で手が止まること。そして、聞ける相手がいないこと。

目次

教室によって違う「質問できる範囲」

教室に通えば質問できる——半分正解で、半分はそうでもないんです。

教室によって、質問対応の中身がまったく違います。入ってから「えっ、それは範囲外なんですか」とならないために、申し込む前に確認してください。

違いが出るのは、主にこの4つです。

違い1|レッスン外の質問を受けているか

レッスンの90分間は、もちろん何でも聞けます。問題はレッスン以外の時間です。

宿題をやっていて詰まった。深夜にサイトが表示されなくなった。レッスンを待っていたら何日も止まってしまう——そういうとき、連絡できるかどうか。

教室によっては、「次回のレッスンまでお待ちください」という対応のところもあります。それはそれで、仕組みの問題なので悪いとは言いません。ただ、その間に2日3日止まるのは事実です。

違い2|質問の手段は何か

メールだけなのか、チャットツールも使えるのか、電話で聞けるのか。

メールだと返信に時間がかかります。チャットなら早い場合が多い。手段によって、止まる時間が変わります。

違い3|範囲はどこまでか

「カリキュラムの範囲内のみ」と決まっている教室もあります。たとえば、WordPressの講座を受けていて、「Instagramの運営はどうしたらいいですか」と聞いたら範囲外になる。

線引きがあること自体は問題ではありません。その線がどこにあるかを、最初に知っておくことが大事です。

違い4|卒業後はどうなるか

卒業した後に聞けるかどうか。これは意外と確認を忘れる方が多いです。

卒業後にサイトが壊れる。更新方法を忘れる。新しいことをやりたくなる。この3つは、ほぼ確実に起きます。卒業後のサポートがどうなるかは、入会前に確認しておくべきポイントです。そのとき、聞ける相手がいるかどうか。

レッスン外もLINEでいつでも質問できます

うちの場合です。

レッスン外の質問は、LINEやメールでいつでも受けています。営業時間という概念がありません。

もちろん、即答できないこともあります。制作の仕事中だったり、深夜だったりすれば、返信が翌日になることもあります。でも、連絡すること自体を遠慮する必要はありません。

質問の範囲に、明確な線引きはありません。

ある生徒さんからは、「Instagramやnoteについても、本来のレッスン内容にはなかったのに、運営についていろいろと相談に乗っていただきました」と言われたことがあります。

カリキュラムに入っていないことでも、その方のゴールに関係することなら、答えます。答えられることは全部答えます。それが、お金を払って習う意味だと思っているので。

LINEやメールだけでは解決しない場合

テキストのやり取りだけでは解決できない問題もあります。

画面を見ないと原因が分からないエラー。操作の手順を一緒に確認しないと直せないこと。そういうときは、スポットレッスンで解決します。

スポットレッスンは、卒業後も受けられる有料の単発レッスンです。50分で9,000円+税、90分で12,000円+税。画面を共有しながら一緒に直します。

状況によっては、緊急対応もします。

あるWeb制作者の方から、納期が翌朝の案件で「どうしても解決できない問題が出た」と深夜に連絡が来たことがあります。そういうときは、対応します。

別の方は、制作会社に連絡がつかず途方に暮れていたところを、こちらで原因を特定して解決しました。「技術的に不可能」と制作会社に断られた修正を、「難易度は高めですが、直せますよ」と引き受けたこともあります。

困ったときにいつでもサポートしてくれる人がいるかどうか。教室を選ぶとき、これは料金と同じくらい大事な判断基準だと思います。

自己解決力も育てます

ひとつ、伝えておきたいことがあります。

全部の質問に、すぐ答えを渡すわけではありません。

答えをもらうだけだと、次に同じ問題にぶつかったときにまた止まるからです。

エラーが出たとき、まず自分で確認する手順があります。それを身につけてもらうために、あえて「ここをまず見てみてください」と返すこともあります。

それでもどうしても解決しないときは、もちろん一緒に直します。

この順番には理由があって——確認手順を覚えた人は、卒業後も自分で対処できるようになります。答えだけ渡していたら、いつまで経っても自立できません。教室に通う意味は、問題が起きたときに自分で判断できる力をつけることだと思っています。

ただし、会社のサイトや請け負ったサイトで問題が起きて、今すぐ直さなければならないときは——悠長なことは言いません。最短で解決します。

確認すべき4つの質問

教室を検討しているなら、体験レッスンでこの4つを聞いてください。

  1. レッスン以外の時間に質問できますか。手段は何ですか。
  2. 質問の範囲に制限はありますか。カリキュラム外のことは聞けますか。
  3. 卒業後も質問できますか。費用はかかりますか。
  4. 緊急の問題が起きたとき、対応してもらえますか。

答えが明確に返ってくるかどうか。曖昧な場合は、入ってから「聞けると思っていたのに聞けなかった」となる可能性があります。

サポート範囲について気になることは、体験レッスンで全部聞いてください。全部、正直にお答えします。

「自分の目的に合う学び方が分からない」という方は、何から学べばいい?——目的別の学習ルートも参考にしてください。

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画面の向こうの先生と、机でレッスンを受ける生徒

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この記事を書いた人

コナン先生(小南邦雄)
コナン先生(小南邦雄)

Web制作歴・Web運用歴30年(1996年〜)
Webプロデューサー、Webディレクター、Webコンサルタント、Webマーケター、Webデザイナー、講師、AIディレクターなど、さまざまな立場でWeb制作・Web運用に携わる。

Webデザインコンテストでグランプリ受賞、大手企業・有名企業・地方自治体のサイトや広告制作多数、アフィリエイトサイトで1600万円以上の報酬獲得、120万円超のホームページプロデュースが予約2ヶ月待ち、ストアカでは115名を指導し平均評価4.98・ゴールドバッジ獲得などの実績あり。

自社サイト10サイト以上、クライアントサイトを含めると20サイト以上を運用中。

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