「働きながら、自分のペースで、長期でゆっくり学びたい」——短期集中型が合わない人のための選択肢

「働きながらで自分のペースでやりたいです。短期というよりかは長期でゆっくり学びたい」

知恵袋に書かれていた相談です。私はこの言葉を読んで、この人は正しい感覚を持っていると思いました。

目次

短期集中型が生まれた背景

短期集中型のスクールが、なぜあんなに多いのか。

理由は単純です。期間が短いほど、1ヶ月あたりの単価を高くできるからです。

30万円を3ヶ月で払ってもらうのと、30万円を12ヶ月で払ってもらうのと、教室側の売上は同じです。でも、3ヶ月なら次の生徒を早く受け入れられる。回転が速い。スクール側のビジネスとしては、短期の方が合理的なんです。

これ自体は悪いことではありません。構造の話です。

短期集中が合う人と、壊れる人

合う人は、確かにいます。

  • 仕事を辞めて、3ヶ月だけ学習に集中できる人
  • 毎日3〜4時間を学習に使える環境がある人
  • 「とりあえず一通り触れたい」がゴールの人

でも、こういう状況の人は——壊れます。

  • 毎週40時間以上働いている
  • 残業が不規則で、いつ帰れるか分からない
  • 子どもがいて、夜の時間が読めない
  • 休みが固定ではない

短期集中は、生活の余白がある人のための設計です。余白がない状態で無理に詰め込むと、消化できないまま次に進むことになります。理解しないまま先に進むのは、学んでいるようで、学んでいません。

週1回90分という設計

うちの教室は、週1回90分のマンツーマンレッスンです。

講座によって回数が決まっていて、最短で全4回・1ヶ月、いちばん長いもので全48回・12ヶ月。多くの方は全16回・4ヶ月、または全24回・6ヶ月の講座を受けています。

なぜ週1回90分にしたのか。

生活を壊さないためです。

週1回90分なら、残業がある週でも、子どもを寝かせた後でも、休みが不規則でも、なんとかなります。90分を確保するだけなら、多くの人が続けられます。

「理解しないまま先に進む」が起きない理由

マンツーマンで週1回なら、その人のペースに合わせられます。

前回の内容が消化しきれていなかったら、そこに時間をかけます。すでに分かっている部分は、確認だけしてさっと飛ばします。

大枠のカリキュラムは決まっています。全16回・4ヶ月で「WordPressでホームページを作成できるようになる」というゴールは変わりません。でも、どこに時間をかけて、どこに重点を置くかは、あなたの理解度で変わります。

動画教材やグループレッスンでは、ペースの調整ができません。全員に同じ速度で流れるので、分からないまま次に行くか、分かっている部分に付き合わされるか、どちらかになります。

宿題は、できるところまででいい

レッスンとレッスンの間に、宿題を出します。少し多めに出します。やりたい方は、いくらでも先に進めるように。

ただし、できるところまでで構いません。

うまくできなくても大丈夫です。自分で考えてやってみること自体に意味があるので。

忙しい週もあると思います。残業が続いた。体調を崩した。どうしても手がつけられなかった。それでレッスンが台無しになることはありません。そういう前提で組んでいます。

日程は、毎回決め直せます

次回のレッスン日時は、毎回、その回の最後に決めます。

来週の同じ時間が難しければ、その場で別の日時にします。曜日固定ではありません。

急な用事が入ったり、体調を崩したりすることもあると思います。そのときはLINEで連絡をいただければ、直前でも変更します。振替の回数制限もありません。

「柔軟に対応します」と言いたくて書いているんじゃなくて、仕組みとしてそうなっているんです。毎回その場で決めるので、そもそも「振替」という概念がほとんどありません。

経験者は、すでにできるところを飛ばせます

独学で途中までやった人、他のスクールに通ったことがある人、すでにWeb制作の仕事をしているけどAIで作る方法を学びたい人——そういう方も来ます。

その場合は、すでにできることは確認だけしてさっと飛ばして、できないところから始めます。月謝制なので、レッスン回数を減らすことも可能です。つまり、総額が下がります。

一括前払いのスクールでは、これはできません。全員が同じカリキュラムを同じ回数だけ受ける設計だからです。

当教室が合わない人

1から順番に、教科書をなぞるように、基礎から順番に、抜けなく学びたい——という方には向いていません。

うちの教え方は「大事なことから順番」です。現場で使う頻度が高いものから教えます。教科書の1ページ目から始めて、1つずつ積み上げていく形ではありません。

そういう学び方が好きな方は、よくある普通のスクールの方が合っていると思います。そちらの方が、丁寧に順番通り教えてくれます。

長期でゆっくりは、甘えではありません

短期集中で一気に学ぶのが正解、のような空気があります。

でも、30年この仕事をしてきて思うのは、制作のスキルは、生活の中に習慣として組み込んだ人の方が、結局は残ります。

3ヶ月で詰め込んで、その後一切触らなくなる人と、12ヶ月かけて毎週少しずつ進めてきた人。1年後に手が動くのは、間違いなく後者です。

「長期でゆっくり」という言葉は、甘えに聞こえるかもしれません。でも、働きながら、生活を壊さずに、確実に身につけるために長期を選ぶのは、いちばん現実的な判断です。

講座別の期間一覧

講座回数期間
目の前のホームページを更新できるようになる全4回1ヶ月〜
WordPressでホームページを作成できるようになる全16回4ヶ月
AI+WordPress/Astroで作成できるようになる全16回4ヶ月
成果を出せるようになる全8回2ヶ月
副業のための講座全24回6ヶ月
大学生・高校生・中学生のための講座全24回6ヶ月
仕事にして食べていけるようになる全48回12ヶ月

どの講座が合うかは、目的で変わります。目的がまだ定まっていなくても、問題ありません。

「働きながら、自分のペースで学びたい」——その感覚のまま来てください。ペースは、あなたの生活に合わせて一緒に設計します。

「自分の目的に合う学び方が分からない」という方は、何から学べばいい?——目的別の学習ルートも参考にしてください。

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この記事を書いた人

コナン先生(小南邦雄)
コナン先生(小南邦雄)

Web制作歴・Web運用歴30年(1996年〜)
Webプロデューサー、Webディレクター、Webコンサルタント、Webマーケター、Webデザイナー、講師、AIディレクターなど、さまざまな立場でWeb制作・Web運用に携わる。

Webデザインコンテストでグランプリ受賞、大手企業・有名企業・地方自治体のサイトや広告制作多数、アフィリエイトサイトで1600万円以上の報酬獲得、120万円超のホームページプロデュースが予約2ヶ月待ち、ストアカでは115名を指導し平均評価4.98・ゴールドバッジ獲得などの実績あり。

自社サイト10サイト以上、クライアントサイトを含めると20サイト以上を運用中。

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