「体験レッスンに行ったら、その場で契約を迫られるのでは」
「断りにくい空気になるのが怖い」
この気持ちは、完全に正しいです。
実際に、高額スクールの体験レッスンが営業面談になっているケースはあります。怪しい広告の見分け方でも触れていますが、「今日中に決めていただければ割引になります」と言われた、という話を聞いたことがあります。
だから怖い。怖くて当然です。
うちの体験レッスンで起きること
うちの体験レッスンの中身を、全部書きます。50分間で、3つのことをします。
最初の10分で、どうなりたいかを聞かせてください。今どこにいて、どこを目指すのかを一緒に確認します。
次の10分で、悩みや心配ごとを全部お聞きします。何でも聞いてください。
残りの30分は、実際のレッスンです。
手を動かして制作していただくことはしません。環境が整っていない状態で作らせても、無理があるからです。
この50分で持ち帰ってほしいのは、私の教え方が自分に合っているかどうか、その感覚だけです。
その場で申し込む必要はありません
体験レッスンが終わった後、その場で申し込む必要はありません。
持ち帰って、比較してください。比較チェックリストを使って、他の教室の体験レッスンにも行ってみてください。そのうえで決めていただくのがいちばんいいと思っています。
聞かれてもいないのに、教室の説明をすることはしません。講座の一覧をずらっと並べて「どれにしますか」と迫ることもしません。
なぜ勧誘しないのか
勧誘しない理由は単純です。
教室は、私にとって3番目の事業です。2つのメイン事業の合間に教えています。月に3人くらい、本当に学びたい人が来てくれたら十分だと思っています。
だから、無理に契約を取る必要がありません。
来てくれた方が「入りたい」と思わなければ、それは私の教え方が合わなかったということです。勧誘で気持ちを変えてもらっても、意味がありません。
断り方のテンプレート
それでも不安な方のために、断り方を先に書いておきます。
体験レッスンの後、やっぱり違うと感じたら、メール1行で大丈夫です。
件名:体験レッスンのお礼
本文:先日は体験レッスンありがとうございました。検討した結果、今回は見送らせていただきます。
これだけです。理由も要りません。返信も来ません(お礼だけ返すかもしれませんが)。
断ることに気まずさを感じる必要はありません。そのために体験レッスンがあるので。
もし入会した後に合わないと感じた場合のことが心配な方は、途中でやめられるかどうかも事前に確認しておくと安心です。
合わないと思った場合、他の道も提案します
体験レッスンで話を聞いた結果、この教室が合わないと私が感じることもあります。
その場合は、正直にそうお伝えします。
学びたいことが明確で、独学で進められそうなら、独学で使える教材をお伝えします。ノーコードで十分な場合は、そう言います。私のところに通わなくていいケースを、私の方から提案することがあります。
ある方が、こうおっしゃったことがあります。
「納得いくまで話をさせていただいたこと。勧誘もなく、ちゃんとこちらの意思でお願いすることができたこと、それに料金についても理解できたことで安心感を得ました。」
これは、私の本業のお客様の言葉です。教室でも同じことをしています。
体験レッスンに持ってきてほしいもの
特にありません。手ぶらで構いません。
ただ、もしあれば、こういうものがあると話が早いです。
- 作りたいサイトのイメージ(「こんな感じにしたい」というURLや画像)
- 今あるサイトのURL(リニューアルや改善を考えている方)
- おおまかなスケジュール感(いつまでに作りたいか)
なくても、全く問題ありません。「何から始めたらいいか分からない」という状態で来ていただくことの方が多いです。
教え方の質だけで選んでもらいたい
勧誘しないのは、親切で言っているんじゃないんです。
教え方の質で選んでもらう。それ以外に、選ばれる方法がないと思っているからです。
50分間、目の前の人の役に立つことだけを考えて話します。「教室の説明」はしません。あなたが知りたいことに答えることが、いちばん正確に私の教え方を伝えることになるので。
その結果、「この先生に教わりたい」と思っていただけたら——そのときに、あなたの方から聞いてください。「入会する場合はどうしたらいいですか」と。
こちらからは言いません。
体験レッスンの後に起きること
体験レッスンの後、しつこい連絡が来ることはありません。
メールや電話で「あの後、いかがですか」と追いかけることもしません。LINE登録を強制することもありません。
ご自分のタイミングで、ご自分の意思で決めてください。
断る前提で来ていただいて構いません。まずは話を聞きに来てください。
「自分の目的に合う学び方が分からない」という方は、何から学べばいい?——目的別の学習ルートも参考にしてください。
