「英語ができないと、やっぱり、難しいですか?」
ホームページを作ることに興味はあるけれど、踏み出せない。その理由を聞いて、意外だったのが「英語」なんです。
HTMLのコードは英語で書かれている。WordPressの管理画面にも英語が出てくる。AIツールのCursorを開いたら全部英語。もう、その時点で無理だと感じてしまう。
その気持ちは分かります。でも、事実はこうです。
ホームページ制作で必要な英単語は、50語程度です。しかも、ほとんどが見れば分かる単語です。
50語の中身を見てみてください
全部を並べるのは別の記事に譲りますが、実際にどんな英単語が出てくるのか、少しだけ見せます。
| 英単語 | 意味 | 見ればなんとなく分かるか |
|---|---|---|
| header | ページの頭 | head=頭 |
| footer | ページの足 | foot=足 |
| color | 色 | カラー、そのまま |
| image | 画像 | イメージ |
| link | つなぐ | リンク |
| button | ボタン | ボタン |
| title | タイトル | タイトル |
| width | 幅 | これは暗記が要る |
| height | 高さ | これも暗記が要る |
| display | 表示 | ディスプレイ |
どうでしょうか。見覚えのある言葉がほとんどだと思います。
「width」と「height」あたりは、正直、最初は覚えにくい。でもこの2つは毎日のように使うので、嫌でも手が覚えます。覚えようとしなくても覚えます。
必要な英単語の8割は、カタカナ英語としてすでに知っている言葉です。
英語表示のツールは、日本語にできます
WordPressは最初から日本語で使えます。
AIツールのCursorは英語表示ですが、日本語化する方法があります。設定を1つ変えるだけです。メニューや説明が日本語に切り替わります。
それでも英語が残る場面はあります。たとえばプラグイン(追加機能)の説明文とか、海外のテーマの設定画面とか。
そういう場面では、ブラウザの翻訳機能を使えば済みます。右クリック一つで、画面全体が日本語になります。
英語が読めないとできない、ツールが使えない、という時代は終わっています。
エラーメッセージが英語で出てきたら
ここが一番不安なところだと思います。
画面にいきなり英語のエラーメッセージが出てくる。何が書いてあるか分からない。焦る。
これ、プロでも中身を読まないことが多いです。
今は、こうします。
エラーメッセージをそのまま、AIのチャット画面に貼ってください
Cursorを使っていれば、エラーが出た時点でAIがそれを読んで、日本語で「ここがこう間違っています」と教えてくれます。
ChatGPTやClaudeでも同じです。エラーメッセージをコピーして貼り付けて、「これ何ですか?」と聞けば、日本語で返ってきます。原因も、直し方も。
実際の流れはこうです。
1. 英語のエラーが出る
Error: Cannot read properties of undefined
2. AIに貼って聞く
「このエラーが出ました。原因と直し方を教えてください」
3. AIが日本語で答える
「このエラーは、存在しない要素を読み込もうとしたときに出ます。◯◯の部分を確認してください」
これだけです。
英語を読む必要はありません。AIが翻訳と解説を同時にやってくれます。
ちなみに、私はCursorでホームページ作っていますが、ホームページとの接続設定も完了しているので、チャットで「エラーが出たんだけど」と言うだけで、直してくれます。
英語が本当に必要になる場面
正直に書いておきます。
英語が読めないと困る場面は、あります。ゼロではありません。
1つ目は、最新の情報を調べるとき。
新しい技術やツールの公式ドキュメントは、たいてい英語が先に出ます。日本語訳がない、あるいは日本語の情報は古いことがある。
2つ目は、海外のサービスに登録するとき。
海外のサービスを使いたい、海外のプラインを購入したい、などと思った時、申し込み画面は英語です。日本語が用意されていることは稀です。内容を読まないまま契約したり、申し込んだりするのは不安です。
ただ、どちらも「そこだけ」翻訳したり、AIに日本語で説明してもらえばいいだけの話です。
AIに英語のドキュメントを貼ったり、URLを教えて、「日本語で要約して」と頼めば解決します。
英語が壁になることはほとんどありません。
英語よりも大事なことがある
ホームページ制作で差がつくのは、英語力ではありません。「誰に、何を、どう伝えるか」を考える力です。これは完全に日本語の仕事です。
お店のホームページなら、お客さんを理解すること。お客さんに響く言葉を選ぶこと。写真の見せ方を工夫すること。問い合わせボタンを押しやすい場所に置くこと。ホームページを検索にヒットさせること。ホームページを見てもらえるようにすること。
全部、日本語で考えて、日本語で判断する仕事です。
英語力よりも、マーケティングを知っていることの方が、ずっと強い。
躓いたとき、英語が原因であることは実はほとんどない
レッスンで生徒さんが詰まる場面を見ていて、「英語が分からなくて止まった」というケースは、正直ありません。
詰まる原因はたいてい別のところにあります。画面の表示が思ったとおりにならない、とか。書いたはずのコードが反映されない、とか。
そういう場面には確認手順があります。手順に沿ってひとつずつ確認すれば、原因は見つかります。見つかれば、直せます。
英語が壁に見えているのは、まだ触っていないからです。触ってみると、壁だと思っていた場所のほとんどが、壁ではなかったと分かります。
AIを使えば、英語に一切触れなくて済みます
AIに日本語で指示を出したら、日本語で返ってくる。AIに英語を渡しても、日本語で返ってくる。英語のドキュメントも日本語に翻訳してくれるし、要約もしてくれる。
英語を読まなければならない場面は、もう、ありません。
英語が理由で諦める必要はありません。もったいないです。
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